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ファーマシ―そま通信2016年末号

2016.12.05

ファーマシーそま通信 2016年末号 私たちのオススメ ~寝たきりにならない!! ~                 丸茂佳補子    最近[長生きする薬]より[寝たきりにならない薬]を求める人が多く、理由としては迷惑をかけたくない、人生がつまらなくなると言う理由だそうです。  メタボ、サルコペニア、フレイル、ロコモ、この様な活字、言葉を耳にしませんか?  ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは筋力の低下、骨や関節の病気、バランス能力の低下などにより、「立つ」「歩く」といった機能が低下し要介護のリスクが高くなる状態のことです。  ①筋力の低下…活動量の減少  ②骨、関節の負担…膝、股関節の炎症、変形  ③バランス能力の低下…視覚低下、三半規管低下(めまい、ふらつき)  この様な症状でつまずきや転倒が増え→骨折→入院(筋力低下)→寝たきり、要介護となるケースです。  そこで骨密度(骨の硬さ)、骨質(しなやかさ)が一つの重要なポイントになります。  骨といえば多くの方がカルシウム摂取を心がけておられると思いますが、単にカルシウムを摂るだけでは骨粗鬆症の予防はできません。スナック菓子、悪い油、食品添加物、過剰な糖摂取などの栄養過多はせっかく摂ったカルシウムを便や尿に出してしまったり、かえって栄養不足(繊維質、ミネラル、ビタミン、酵素)を起こしてしまいます。  今後のグッドエイジング対策として、身体を動かし、カルシウム摂取+バランスの良い食養生を心がけ、その効果を効率よく得る為には消化力、吸収力、血流、自律神経にも気をつけることが大切です。 12月15日骨密度測定を行います! (ファーマシーそま店内) 是非チャレンジしてみて下さい。 〜『ネオオキソピタンNEXT』と『板藍茶』で疲れと   風邪予防~                 西森郁子  先日、朝身体が怠く重く感じて、なかなか起き上がれない日がありました。  そこで、肉体疲労によく効くと聞いていた『ネオオキソピタンNEXT』を朝・夕食後に飲んでみました。すると、4日目の朝には気持ち良く目覚め、身体が軽くなった感じでした。   それからは、疲れたなと思った時に直ぐに飲めるように、『ネオオキソピタンNEXT』は、我が家の常備薬のひとつに加わりました。  また、疲れた時には免疫力も落ちるとの事ですので、風邪の予防に就寝前にお湯に溶かして、『板藍茶』を飲み始めました。うがいをして、ごっくん。慣れるまで少し時間がかかりますが、のどからも吸収されて、更に風邪の予防になるそうです。お湯に溶かすので、身体も暖まり、寝付きやすい様に思います。  よく風邪を引いていましたが、 今年の冬は、『ネオオキソピタンNEXT』と『板藍茶』で元気に過ごしたいと思っています。 ~『腸内フローラ』を整える!〜                   谷川美佐  最近よく耳にする「腸内フローラ」。  小腸から大腸にかけて様々な細菌が種類ごとにグループを形成してびっしりと腸の壁面に生息しているのがまるで「お花畑=フローラ」のようなことから、腸管における腸内細菌の様相を「腸内フローラ」と呼ぶそうです。  腸では多種多様な細菌が場所取り合戦をしていますが、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7が理想的だそうです。(日和見菌とは、環境により善玉菌にも悪玉菌にもなるその他大勢の菌) 悪玉菌は全くいない方が良さそうですが、実験的に全部やっつけると、別の病気になるので、悪玉菌も何かの役割を果たしているようです。  さて、腸内フローラが理想的に整えられていれば、口から摂った食べ物などの栄養素をしっかりと吸収できます。また、腸内細菌は免疫力にも大きく影響を与えるため、風邪などの予防にもなります。  しかし、悪玉菌に比べ善玉菌が減少すると、体調が崩れやすかったり、なんとなくスッキリしない状態になります。また、悪玉菌が作るインドール、スカトールなどの臭いの強いガスは、発ガン物質であり、腸内に溜めておくと血液へ吸収され全身をめぐることになります。  整腸剤は、おなかの調子が悪い時やお通じのことだけでなく、身体を内側から元気にしてくれるものです。  当店にある、『フェカルミンスリー』は、納豆菌、乳酸菌、酪酸菌の3種の腸内細菌がはいった手軽に使える整腸剤です。便秘や下痢の方はもちろん、お腹のガスが気になる方、免疫力が気になる方も一度、試してみてください。 ~ファーマシーそま健康講座        『やっぱり腸から健康になろう!』~        (11月19日(土)開催 講師 ニチニチ製薬 嶋田貴志氏)より                      兒玉眞理子  乳酸菌が体に良いというのは4000年前からわかっていました。と言っても、ヨーグルトや味噌などの発酵食品が体に良さそうだという話で、乳酸菌などの菌がよいとわかったのはほんの100年ほど前のことです。  乳酸菌にも山ほど種類があり、LG-21やR-1といったヨーグルトの乳酸菌の名前をお聞きになったことがあるでしょう。当店でお薦めしている乳酸菌製剤『フェカリン』にはFK-23という乳酸菌が使われています。FK-23の特徴は整腸作用というより、免疫力を上げる能力が高いということにあります。(TNF産生誘導性が他の乳酸菌より明らかに大きい。)さらに、菌の加熱処理によって生菌の3.09倍の能力を持たせています。 FK-23の確認された働きの一部を紹介すると、 1)インフルエンザから肺炎になったとしても軽くすみます。 2)生体の抗酸化能を賦活します。つまり、余分な活性酸素を取り除く力をあげるこ  と。 人間が長生きなのは、他の動物に比べてその能力が高いからで、とても重要な能力です。 3)C型肝炎で上昇した肝臓の数値を下げます。 4)イヌのアトピー性皮膚炎に有効。ツルツルになっていたお腹にきれいに毛がはえました。 5)初期のガンを抑える働きがあります。手術前に消えてしまった例があります。  FK-23を酵素処理したLFKを使った姉妹品『チサ』は働きが少し異なります。 1)ガンの転移を抑えます。 2)ニキビに効果があります。特に初期のニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)に。 3)シミが出来るの抑えます。メラニン色素をつくる細胞メラノサイトにLFKをかけるとチロシンがメラニン色素になるのを抑制しました。また、LFKを食べさせていた動物は紫外線を浴びても皮膚が黒くなりませんでした。また、ヒトで、老人性色素班が薄くなりました。  FK-23は「神経系」「免疫系」「内分泌系」という健康体のための根本に働く乳酸菌です。FK-23の『フェカリン』は身体の基礎を作るお手伝いをします。 ~スーパーフード 『ゴジベリー』~                三浦すみ枝  スーパーフードは特定の食品を定義したものでなく、一般的な食品よりもビタミン、ミネラル、アミノ酸などの必須栄養素や健康有効成分などをバランスよく含んでいたり、突出して含有されている食品全体を指しているようです。  最近話題になっている食品では、チアシード、アサイー、マキベリー、ゴジベリー等があり、聞いたことはあるかと思います。この中で、ゴジベリーと呼ばれているのは、クコの実のことです。  クコの実は中国では3000年以上も昔から漢方薬、民間薬として珍重されてきた薬用果実です。  強い抗酸化力を持つ成分があり、コラーゲン生成促進と減少防止、老化予防、美肌効果があります。  ビタミンPと呼ばれる物質が血流を促し冷えに、ビタミンB1.B2,ベタインが代謝を向上してくれます。βーシトステロールという成分はホルモンバランス不調に効果があります。  カロテノイド、ゼアキサンチンの働きで、視力低下予防、目の網膜の保護があります。楊貴妃や徳川家康も愛用していたのも頷けます。  スーパーフード、クコの実を毎日摂ることで、元気に過ごしたいものです。当店の『クコの原液』。トマトジュースをもう少しフルーティーにしたような味のジュースで、とても美味しいです。毎日の朝食にいかがでしょうか? ~瞑想パワー ~              渋谷葉子  今、世界中から《瞑想》が注目されています。アメリカでは「マインドフルネス」と呼ばれています。  瞑想は呼吸法であり、脳が持つ本来の力を最大限に引き出すことができます。ボケを防ぎ、不安やストレスに負けない効果が期待できます。  人間は起きている間、脳の前頭前野が最も多く活動し ひっきりなしに脳の海馬へ指令を出しており、海馬が疲労します。  瞑想では自分の呼吸に意識を集中しますので、このとき海馬が休んでいられます。 ①背筋を伸ばして座る ②目は閉じるか半眼 ③鼻呼吸で自分の呼吸だけに注意を向ける  私はまず3分間から始めました。じっとしていても色々な考えが浮かんできますが、瞑想を終えたあとは頭の中がスッキリしました!  忙しいこの季節、脳を休めてみてださいね。

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ファーマシーそま健康講座(2016.11.19)「腸から元気に!!」是非お越しください!

2016.11.11

 

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ファーマシ―そま通信2016秋号

2016.10.06

ファーマシーそま通信 2016秋号 私たちのオススメ   ~健康寿命を延ばすために運動、栄養、そして…… ~  京都大学名誉教授 運動医科学研究所所長 森谷敏夫氏の講演より              兒玉眞理子  「健康寿命」は平均年齢から日常的・継続的な医療・介護に依存して生きる期間を除いた期間です。平均寿命と健康寿命の差つまり介護など誰かの世話にならないと生活できない期間は、平成22年において女性で12.68年、男性で9.13年です。毎年平均寿命は少しずつ延びているのですが、この期間はほとんど変わっていません。そしてこの期間に生涯の7割くらいの医療費を使うのだそうです。このままでは消費税を20%にしても追いつかないと厚生労働省が言っています。ちなみに男性の介護の始まりは脳血管障害、女性は認知症が多いそうです。  ロコモティブシンドロームという言葉を聞かれたことがあるでしょうか? ロコモは機関車のことで、ロコモティブシンドロームは「骨、関節、椎間板、筋肉といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、『立つ』『歩く』『走る』といった身体を移動する機能が低下した状態」のことです。動けないことは認知機能低下や脳血管障害につながるものです。  サルコペニアという言葉もあり、「筋肉量の減少に加え筋力の低下あるいは動作能力の低下すること」をいいます。  どちらも高齢者の運動能力低下の表現ですが、最近はひっくるめてフレイルという言葉を使います。フレイルの評価は、1.倦怠感あるいは疲労感 2.活動性の低下 3.筋力の低下 4.歩行速度の低下 で行い、3つ以上当てはまる人はフレイル群に入ります。フレイル状態で余命が予測できるそうで、フレイル群の人は7年後の生存率が50%程度になります。   1万7千人のデータを分析したところ、指標の中でも、歩く速度がその人の余命を最もよく表していたそうです。秒速1メートルは時速4キロメートル弱です。 秒速0.2メートルで歩く男性は余命7年 秒速0.2メートルで歩く女性は余命12年     なぜ速く歩けないと寿命が縮まるのでしょうか? 下半身には6割の筋肉があります。その筋肉が弱ることは第2の心臓が弱くなるということです。したがって速く歩けなくなると身体の血液循環量が少なくなるからです。  何もしなければ、筋肉は1年に1%ずつ減っていきます。運動神経(脊髄にある)も年をとると死んで行きます。早い人は60歳から減って行くそうです。  また、運動している人のほうが圧倒的にガンは少ない(Med Sci Sport Exerc 35:1546-1550, 2003)し、運動で脳由来神経栄養因子は増加する(Cotman andBerchtold,Trends Neurosci., 25:295-301,2002)ということですので、何もしないで放っておく手はないですね。   筋肉を増やす  筋肉はタンパク質で出来ています。タンパク質を摂れば筋肉は増えるでしょうか? 調査によればタンパク質を摂っていなかった人よりは摂っていた人のほうが筋肉の減り方は少なかったのですが、それだけでは増えませんでした。一方、トレーニングをしても高齢者はさほど筋肉は増えません。しかし、トレーニングをしてから直後にタンパク質をしっかり摂ると若者なみに増えたのです。(筋トレ後20gの必須アミノ酸を摂取)  また、最近わかってきたことですが、トレーニング前にビタミンCなどの抗酸化物質を大量に摂ると、トレーニング効果がありません。活性酸素による筋肉の刺激が必要なようです。摂るなら終わってから、寝る前にとりましょう。    ただし、一般の高齢者は運動不足であり、余分な活性酸素を消すSODなどの酵素が弱っています。筋肉が萎縮している人、また抗酸化作用のあるものを食べない人は低レベルの活性酸素が体内にずーっとあり、それは筋肉を分解するそうです。抗酸化物質は適度に摂りましょう。「GBE-24」もいいですよ。 筋—骨相互作用  筋肉は骨の形成にも関係しています。恐ろしいことに筋肉を使わないでいると、骨を壊すホルモン(ミオスタチン)が出ます。これは筋肉の喪失を誘発するだけでなく、直接骨形成を抑制することになります。ミオスタチンは筋肉を使っていると出ません。 森谷先生いわく、筋肉は最も偉大な臓器である。   ~筋肉作りを助ける!!~         兒玉眞理子  筋肉を付けるには運動と栄養が必要。筋トレを効果的にするには、トレーニング直後のタンパク質(アミノ酸)が効果的ということでした。  手軽に摂って頂けるものとして、必須アミノ酸にビタミンなどを配合した『ヘパーティッサンC錠』をオススメします。  また、理想の肉体を作ると標榜しているトレーニングジムRIZAP(ライザップ)でも推奨しているALA(アミノレブリン酸)の『キラリスLA』。体内の代謝をアップします。 身体のなかにあるものですが、年齢とともに減っていきます。ダイエットにもご利用ください。    また、動けないけど脳の健康が心配な方、『脳活精』は脳の神経を育てる「脳由来神経栄養因子」を増やしてくれます。   〜心配な脳の健康に『能活精』を~                       下岡久子  社会の高齢化が進む日本では頭の健康の問題がクローズアップされ、高齢者のみならず社会全体の克服テーマとなっています。私にも90歳になる母親がいて、年相応の物忘れはあったのですが、この夏、暑い日が続き身体が疲れやすくなっていたということもあったのでしょうか、電話で話していた時、パニックになり考えがまとまりにくくなって、途中で落ち込んでしまうことがありました。これまでも日にちを忘れたり思い出すのに時間がかかったりすることはあったのですが、今回はとても心配になり『能活精』をのんでもらうようにしました。しばらくすると、だんだん明るい声になり、よく笑い、しっかり話してくれるようになりました。頭もすっきりし体調もよいようで、自分から飲み続けたいと言ってくれました。 お客様からも「『能活精』を飲んでいると電話で話していてもきちんと話がかみ合うようになったと話し相手から言われるのよ。」というお声をいただいたり、頭がスッキリし考えがまとまるなどと喜んでいただいています。  1)脳神経細胞の保護  2)脳血流の改善  3)鎮静作用  4)滋養強壮  脳の老化防止を助ける、この四つの作用を持つ『脳活精』は、受験生、パソコン疲れ、不眠、ストレスの多い方も是非お飲みになってください。     ~風邪になりそうな鼻・のどには『板藍のど飴』~ 下津美穂  だいぶ暑さも落ち着いて涼しくなってきましたね。  今年の夏はとても暑く冷房を一日中付けた状態で過ごす日が多くありました。  長く冷房にあたっていたら、鼻の奥や喉が乾燥してるような不快感があり、風邪を引きそうな時がありました。そんな時に、イスクラの『板藍のど飴』を舐めていると、次の日には不快感がすっかりなくなっていました。    『板藍のど飴』は、アブラナ科のホソバタイセイの根を乾燥した板藍根のエキス末を配合したのど飴です。  板藍根は生薬の一種であり、抗ウイルス作用があることから、中国では、昔から風邪やインフルエンザなどの感染症予防に使われており、のどの痛みやいがらっぽさの症状を緩和すること以外に、解毒作用や解熱作用、抗炎症作用などの働きも期待できるようです。    『板藍のど飴』の味は、ほんのりレモン風味で、あっさりした甘さです。一般的なのど飴にあるミントの強い刺激はありませんし、飴なので水がなくても口に入れられるのと、どこでも持ち歩きできるのもいいですね。   喉が痛いときはもちろんのこと、軽い風邪症状に対して薬を飲む事に抵抗があるときに、手洗いうがいに加えて『板藍のど飴』を試してはいかがでしょうか。   風が冷たくなってくる季節なので、風邪予防にこれからも活躍してくれそうです。  

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速報! 当店のスタッフの御嬢さんがオリンピック銅メダルを持ってご来店

2016.09.09

9月9日16時頃、当店スタッフの御嬢さんが、リオの銅メダルをもってきてくださいます! かねてお願いしていたご来店が実現し、うれしいです! 続報です! お客様やご近所のお店の方々など、応援してくださった人たちが大勢きてくださいました。 写真を撮るのがたいへんで、ご本人は疲れさせてしまったかも。 ごめんなさ~い!  

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シェルクルール化粧品の取り扱い始めました。デリケート肌、トラブル肌の方にお勧めです。

2016.09.03

シェルクルール化粧品の取り扱い始めました。 肌がデリケートで、使える化粧品がなかなか見つからない…… 赤いニキビがすぐに出て、治りにくい…… 近頃、肌荒れが気になる…… そんなお悩みのある方々に強い味方の化粧品です。 アレルギーを誘発する可能性のある素材、一次刺激を発生させる可能性のある原材料を極力ひかえ、 天然成分とバイオ成分を中心に安全性、機能性そして安定性のある製品をお届けします。 シンプルステップ法を中心に、お肌のトラブルにあわせ、効果的に継続できるように考えられたお手入れ法を用います。 まずは、お試し基本セット(1500円税抜)でその良さをを実感してみてはいかがでしょう。  

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当店のスタッフの御嬢さんがリオで、シンクロナイズドスイミング銅メダルを獲得!!!

2016.08.27

当店のスタッフの御嬢さんが、リオデジャネイロオリンピックに、シンクロナイズドスイミングのチームの一員として出場し、見事銅メダルを獲得しました! 丸茂さん、厳しい「地獄の」練習が実を結んでよかったね。 おめでとうございます!!!

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ファーマシ―そま通信2016盛夏号(途中)

2016.08.10

ファーマシーそま通信 2016盛夏号 私たちのオススメ   ~「聞いて得する! 眠りのはなし」 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構  教授 医学博士 裏出良博氏 講演より~                      兒玉眞理子                                   睡眠は、生きているのに定期的に意識がなくなるという不思議な現象です。私たちはなぜ意識がなくならないといけないのか、理由はわかっていません。  実験的研究の歴史は浅く、100年ほど前に初めて行った実験から、睡眠の液性調節説がとなえられました。何日も犬を起こしておいて、ついに眠ったときに取り出した脳脊髄液を別の犬に注射したら、その注射された犬が眠ったというのです。何日も眠らなかった犬の脳の神経細胞は減っていました。そこで、起きていると毒素がたまって、その毒素を消すために睡眠物質が出ている(ピエロンの睡眠毒素説,1913)と考えました。  ただ、この実験ではそもそも犬がいつ眠っていたのかがはっきりしていません。目をつむっているゴリラが眠っているのか起きているのか、意識がないのかあるのか見ただけではわかりませんね。  現在は脳波を測定して睡眠と覚醒を判定しています。  睡眠時には覚醒時と異なる種類の脳波のパターンが出てきます。睡眠が深くなるにつれてα波、β波、θ波、δ波のパターンは単純化していきます。まず、視覚がなくなり、聴覚がなくなり、身体の力が抜けていきます。なんだか、身に覚えがあるような順序です。   レム睡眠とノンレム睡眠  睡眠には脳波の違いにより、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。レム睡眠とは、急速眼球運動(Rapid Eye Movement)を伴う睡眠のこと。レム睡眠に入ると突然脳が活動しだし、脳波のパターンは起きているときに似ています。眼球は動きますが、身体は金縛りのような状態です。脳の活動の通りに身体が動いてしまうと大変だからです。      一方、ノンレム睡眠は、レム睡眠ではない睡眠のことで、浅いまどろみから熟睡まで、4つの段階に分けることが出来ます。  一般的に人間の眠りは、浅いノンレム睡眠から始まり、徐々に深くなり熟睡状態となり、再び浅い段階のノンレム睡眠を経てレム睡眠に入ります。レム睡眠は約90分ごとに出現し、この一連のサイクルは睡眠周期と呼ばれています。一晩に8時間睡眠をとれば、睡眠周期は5回繰り返されることになりますが、最初の2周期、つまり入眠後の2~3時間のうちに、最も深い熟睡の段階のノンレム睡眠があらわれます。一方、レム睡眠は周期を重ねるごとに持続時間が長くなります。      生まれたばかりの赤ちゃんは、ほとんど一日中眠って過ごしますが、5~10歳くらいにかけてレム睡眠とノンレム睡眠の約90分の睡眠周期が完成します。中高年期になると、深いノンレム睡眠の時間はだんだん短くなり、現れる回数も減ってくるのです。   睡眠の役割  睡眠にはまだ謎が多いのですが、睡眠中の活発な脳の活動がわかってきています。 《ノンレム睡眠中》 ☆脳と体の細胞を修復する成長ホルモン(修復ホルモン)が分泌されます。しかも最も深い眠りであるノンレム深睡眠のときにまとまって出ます(Credential 2011)。もし、深い眠りが少ないと、脳と体の修復が滞ってしまい、その結果、日中に頭がボーっとする、眠ったのに疲れがとれない熟眠障害などが生じます。 《レム睡眠中》 ☆レム睡眠中は筋肉が緩み、体は完全な休息状態になります。体の筋肉の疲れをとり、体力を回復させます。 ☆記憶の固定と整理が行われます(Brain Medical 2006)。学習時と睡眠時の脳活動の比較が行われたところ、学習時とよく似た活動が学習直後のレム睡眠時に海馬で再現されることが明らかになりました。また、学習後にレム睡眠の割合が増える、レム睡眠を抑制すると記憶保持が損なわれるという行動学的研究結果もあります。  記憶が整理されないと、大切な事をおぼえていることも、嫌なことを忘れることもできず、ストレスがたまってしまいます。 他にも、 ☆睡眠中は免疫系を調節します。 ☆アルツハイマー病の原因となるアミロイドβペプチド(脳神経の毒となるもの)を脳からくみ出しています(Science 2013)。 睡眠不足  このように睡眠はさまざまな役割を果たしています。睡眠が不足すると、認知機能低下、ストレス蓄積、免疫力低下、食欲亢進、甘味がほしくなる、塩分の嗜好性増加、老廃物蓄積(→認知症)といった様々な弊害が起きてきます。   睡眠物質と覚醒物質  冒頭にお話ししたイヌの実験は断眠中に脳内に蓄積する「睡眠物質」の存在を予言しました。その後、約1世紀の間に、動物の脳や血液から約30種類にも及ぶ睡眠誘発物質が報告されました。その中で、約25年前に京都大学の早石修らによって睡眠誘発作用が発見され、現在、裏出先生たちが研究を継続しているプロスタグランジンD₂はその作用が最も強く、分子機構の解明がもっとも進んでいるそうです。脳内で、プロスタグランジンの信号はアデノシンの信号に変換され、脳の睡眠中枢に働き、眠くなります。コーヒーなどに入っているカフェインはそこをブロックして目を覚まさせます。GABAは睡眠、ヒスタミンは覚醒に働きます。ベンゾジアゼピン系睡眠導入薬による眠りには、自然の眠りとは異なる独特の脳波が現れます。また。深いノンレム睡眠が少なくなります。(精神神経学雑誌1982)     ~質の良い眠りを得るためには?~ 質の良い眠りを得るためには、脳への栄養補給と体と脳の細胞が受けるストレスを軽くすることが必要です。   1) 眠るためには、眠りを導くアデノシン・GABAなどの睡眠物質が脳内に満たされることが、必要です。「睡眠物質」はブドウ糖・アミノ酸を原料とし、亜鉛・セレン・銅・ビタミンB12などのミネラル・ビタミンの働きによってつくられます。積極的に取り入れましょう。   2) 人はストレスがあると臨戦態勢になるために血糖値を上げるコルチゾール(ホルモン)が分泌されます。通常は危険が去れば、コルチゾールが減少するように脳の海馬でフィードバック機構が働くのですが、過剰な活性酸素があるとそのしくみが働かなくなり(海馬のグルココルチコイド受容体が減少)、コルチゾールが過剰な状態になります。血漿中のコルチゾールが増加すると、記憶力の低下、不眠・うつ状態を引き起こします。ちなみに、入眠時の血漿中コルチゾール濃度が高い人は中途覚醒を多く起こす(夜中に何度も目を覚ます)ことが報告されています(Rev Neurol(Paris)2001)。  しかし、脳内に入っていける抗酸化物質で過剰な活性酸素を処理して消してやると、コルチゾールが減少する(グルココルチコイド受容体の数が回復する)ことがわかりました。 『ワタナベオイスター』から見つかった抗酸化物質  牡蠣の中から、過剰な活性酸素を消す能力が高く、脳へ移行し、細胞の奥深くへ浸透できる優れた抗酸化物質(E6)が発見されています。  牡蠣からそれを取りだせる技術をもつのはワタナベオイスターだけです。抗酸化物質は ワタナベオイスター製品の中でもドリンクやゼリータイプに多く含まれており、ドリンク1日1本で、中途覚醒の時間が有意に短くなるという結果がでています。ぐっすり眠りたい方は是非お試しください!!       ~ストレスは血管を傷つけます! どうしたら守れる?〜    ストレスは交感神経を働かせます。その結果、血管は収縮し、いわゆる虚血状態を引き起こします。やがてストレスから解放されると血管が拡張し、再び血液が流れ出します。  このとき、虚血状態の間に血管の内部で出来た物質や大量に供給された酸素をもとに活性酸素が発生し、血管にダメージを与えます。つまり、ストレスから解放されて血液が流れ出したときに、活性酸素が出来て血管が傷ついてしまうのです。  この「虚血再還流障害」を防ぐには活性酸素を除去する抗酸化物質を入れてあげるのが有効です。オススメは『GBE−24』です。脳に入って行ける優れた抗酸化物質です。日常生活の中に「緊張と緩和」また「じっと座っていた後に急に動く」というような機会はよくありますね。こんな時に活性酸素が発生しているかも。  ぜひ日頃から『GBE−24』を摂って血管を守ってください!!

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恒例 せんちゅうパルのサマーフェア抽選会

2016.06.09

今年も「せんちゅうパルのサマーフェア抽選会」が始まります! 期間: 6月11日(土)~6月26日(日)      期間中、パル各店においてお買い上げ合算3000円以上のレシートを抽選会場にご持参の方、      レシート合算3000円毎に1回抽選!   空くじなし!      特等 金券 50000円      1等  金券 10000円      2等  金券  3000円      3等  金券  1000円      4等  金券   500円      5等  金券    50円 6月11日~7月31日の間は、駐車券30分延長サービスあり!! (立体駐車場のみ) ご来店お待ちしております!!  

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そま通信2016夏号

2016.06.01

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トクする街のゼミナールに参加します!

2016.05.06

今年も「トクする街のゼミナール」に参加します。 「トクする街のゼミナール」は豊中のお店がそれぞれの店舗でアットホームな「手作り講座」を開きます。 ファーマシーそまも5人定員の「漢方薬入門講座」を5講座ご用意しました。 少人数なので、質問もしやすく、楽しく学んでいただけます。 漢方薬興味はあるけど、また、漢方薬飲んでるけど、おぼろげにしかわからないなあ……という方、煎じ薬飲んでみたいな…という方、 ファーマシーそまは見るけど入ったことないなあ…という方などなど、どなたでもご参加いただけます。 また、他にも46のお店が個性的な講座を開きます。詳しいパンフレットは店頭にございますので、お申し付けください。 とても楽しいですよ!  是非、早めのご予約、お待ちしております!!  

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