お客様の声

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腸内細菌

2023.06.18

~ファーマシーそま健康講座 (2018.11.10)
            『腸内細菌と健康』 より~

                      
 細菌についての常識は今、どんどん変わりつつあります。

*身体の外に常にくっついている菌は約10グラム(1兆個)もある。手術後、傷を消毒すると菌がいなくなり、傷のつき方が悪くなる。どうやら、皮膚の常在菌が外からの悪い菌を弾き出しているらしい。
*清潔になって増えた病気はアトピー性皮膚炎
腸内細菌の種類は昔に比べて減っている。300年前は3000種類、今は1000種類。多様性が失われている。昔の方が腸内細菌は良かった。
*小腸は血管からエネルギーをもらっているが、大腸は腸内細菌が作ったエネルギーを使っている。腸内細菌のバランスが悪いと大腸が動かないから便秘になる。
*エネルギーの元は食物繊維。繊維を腸内細菌がエネルギーに変えて大腸が動いている。
*根菜類・リンゴはペクチンなどが腸内細菌のエサになり、菌のバランスを整える。毎日リンゴ1個を食べる人は健康寿命が5年伸びる。
*1000種類の腸内細菌はバラバラにいるのではなく、花畑のように種類ごとに群れを作って 腸の粘膜層に住んでいる。
*お腹に悪玉菌が多いと健康に悪い???

 悪玉は減らすのは良いが、ゼロにすると病気になる。悪玉菌と言われる菌にも役目がある。大切なのは菌のバランス。いわば、全部善玉!乳酸菌は増えても悪さはしない。

*参考までに、納豆菌はちょっと違う種類の菌。納豆を食べていると確かに血液サラサラになる。乳酸菌ではならない。

*ビフィズズ菌はヨーグルトにはほとんどない。酸素が嫌いだから。○○乳業はBB536という、酸素が多少あっても死なないビフィズス菌を見つけて製品にしている。ただ、免疫力アップに生きている菌は必要ない。
全身のリンパ球の60%が腸に集中しており、食べ物が腸に入ってくると起きる。そして全身を巡る。リンパ液に乗って各リンパ節で「起きろー!」と言って回る。リンパ球が元気になって全身を巡る。
*脳腸相関 ストレスは腸内細菌のバランスが崩れる。宇宙飛行士は乳酸菌が減って悪玉菌が増えていた。腸でできた幸せ物質は少しだけ脳に行く。
免疫力を上げるのは生きている菌ではなく、死菌。フェカリンは加熱処理によって生菌の3.09倍の活性がある。
* ガンに関して 免疫力アップするのはFK-23(フェカリン)転移を抑制するのはLFK(チサフェルナ)。実験によれば、LFKは乳がんの肺への転移を抑えた。しかし、大腸がんの肺への転移は抑えなかった。
*アトピー性皮膚炎はまず、FK-23で黄色ブドウ球菌を抑えて、LFKで炎症を沈める。
*子供の頃からのアレルギー喘息にはLFK。大人になってからの喘息にはFK-23。







~「おなかがいたい!」~
                  
 幼少の頃、「お腹が痛いよ~」と言うと、母はいつも飛んできて、まずは手で私のお腹をくるくるとなでてくれました。「時計回りになでりゃあええ」と言いながら。不思議な安心感で、そのまま眠って腹痛も治まっていた、ことも多々ありました。当時の腹痛の原因といえば、寝冷えや食べ過ぎ、食あたりだったと記憶しています。
 
 腹痛といっても、部位、程度、原因・・・様々あると思いますが、何より無理をせず、薬を飲んだり、また重大な病気の可能性もありますので、まずはお医者様を受診することが大切なのはもちろんです。
 
 私の場合、年齢を重ねて(50代前半)「お腹の調子が悪いなあ・・・」と感じるのは、食あたりや食べ過ぎよりも、たいていの場合“便秘”(たまに下痢)でしょうか。
 
 便秘解消のためには、急性か慢性か、原因にもよりますが、食事見直し(水分や繊維摂取等)、適度な運動、体を冷やさない、ストレス解消、生活リズム改善、便秘薬の適当な利用etc・・・といわれています。そして何と言っても腸内の乳酸菌をはじめとする善玉菌を増やし、腸内環境を整えるのも良いです。

 
 朝食にヨーグルト+バナナをいただくメニューは、ここ20年
以上の定番ですが、腸のはたらきは年々鈍くなってきたためか、この数年それだけでは思うように動かなくなってしまいました
 色々サプリメントやお茶なども試しましたが、今は、生活習慣を見直すとともに、納豆菌、乳酸菌、酪酸菌の3種類を配合した『フェカルミンスリー』を日常服用しており、スッキリ感を味わっております
 
 また、最近、腸マッサージも効果的といわれています。右下腹→右上腹→左上腹→左下腹・・の順に押すと良いらしく、昔、母が「時計回りになでる」と言っていたのとまさしく合致!昔からの知恵は、今も息づいているんですね。
 
「なでる」=「手当て」といわれますが、親からいただいた大切な自身の身体をいたわることが親孝行にもつながると思い、いつも忘れないようにしたいです。